拡張可能な仕事と不可能な仕事

さいきんよく感じます。

時間におわれるのがいやになってきている。

 

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お仕事じたいはいやじゃないんですが、時間的なこうそくがしんどい。

 

わたくし、「ぼーっとする時間」がひつようなひとなんです。

「ぼーっとする」といっても、なにもしていないわけじゃありません。

ぼんやりテレビをながめたり、スマホいじったり、本を読んだり……。

きっと、どんなひとでも必要とする時間だと思います。

わたしはおそらく、そういう時間が多く必要なタイプのにんげんです。

 

そこで視野にいれているのが、拡張可能なしごとです。

 


 

ふつうに企業につとめたりすると、基本的にじぶんの時間を切り売りする働き方になります。

アルバイトならば時給ですね。

自営業でも、職種によってはこの傾向はかわりません。

どれだけがんばろうと、基本的な報酬以上には稼げません。

 

たとえば、美容師さん。

カットが4,500円とします。

ひとりのお客さんの接客スタートから見送りまで、1時間半かかるとしましょう。

すると、だいたい5〜6人が1日の上限ですかね。

1日5人お客さんがきてくれると、22,500円

で、月に25日働いたとして、562,500円。

 

悪くない数字に思えます。

が、ここからお店のランニングコストや初期投資費用、税金をさっぴくと、そんなに手許にのこりません。

しかし、一定の時間は確実に拘束される。

というか、時間以上の報酬はぜったいに稼げない形態なわけです。

これが、拡張不可能なしごとです。

 


  

たいして、拡張可能なしごと。

たとえば作家です。

一冊の本という商品にしてしまえば、あとは売れるのをまつのみです。

(プロモーションなどする必要はあるとおもいますが)

そこに時間的な制約はありません。

出版社を通して本が書店にならび、本が売れれば印税がてもとにはいってきます。

売れれば、売れるほどお金が稼げます。

寝てようか、遊んでようが、本が売れれば稼げるわけですね。

最近では、じぶんで電子書籍を制作して、売ることもできますから、作家になるハードルはひくくなったといえます。

 

その他には、企業経営も拡張可能な仕事といえます。

ひとをやとって、自分はべつのしごとをする。

またまた美容室を例にあげます。

複数店舗を経営し、経営者はマネジメントに集中すれば、ひとりでやるよりよほど稼げます。

 

ただし、難易度もリスクもはねあがります。

社員やアルバイトを採用するのにもコストがかかります。

くろうして採用した従業員であっても、いつまで仕事をつづけてくれるかわかりません。

このへんは、いうまでもありませんね。

 


 

拡張不可能な仕事もメリットはあります。

拡張可能な仕事よりも、拡張不可能な仕事のほうが安定して稼げる場合が多いですね。

企業経営や作家になるよりも、サラリーマンになるほうがかんたんですし、続けるのも容易です。

(ひとによっては逆でしょうが)

 

本を書いても売れなければ稼げません。

企業経営ともなれば、資金調達、経営ノウハウ、人材の確保などなど。

やることは山積み。

 

拡張可能な仕事は、ハイリスク・ハイリターンな働き方……でした。

 

いまでは、拡張可能な仕事をはじめるリスクが、劇的にさがりました。

(もちろん、ものによります)

たとえば、ブログも拡張可能な仕事です。

 

読者数が多いブログは、広告をのせてマネタイズできます。

アフィリエイトもありますね。

いったん書いてしまえば、寝ててもブログがはたらいてくれます。

YouTuberも低コストではじめられる、拡張可能な仕事といえますね。

 

おもしろい記事をたくさん書ければ、おかねはあとからついてくるわけです。

ブログなんて無料でもできますから、低コストもいいところ。

リスクは皆無といっていいでしょう。

時間はかかりますけどね。

 

さきに書きましたが、電子書籍をじぶんで書いて出版というのも低コストでできます。

 


 

nobuhiko.hateblo.jp

 

 この記事には書き忘れましたが、わたしがブログをはじめたのは、拡張可能な仕事をはじめたい、というのもありました。

 

時間にしばられない働き方というのは、やっぱりあこがれます。

コツコツとブログをつづけて、どこまでいけるのか。

1年後には、あるていど見えてくるのではないかと思っています。

 

マネタイズはあとまわしで、まずはコンテンツを充実させたいですね。