移住に関して忘れがちだけどだいじなこと
最近、移住についてよく考えています。
Google mapをながめて、wikipediaで街の情報を調べて……。
その地域での生活を夢想する。
ただそれだけのことが、楽しかったりします。
さて、移住について考えるとき、わたしは必ず人口を頭にいれます。
わたしはサービス業をしている自営業者です。
お客さんがいなくちゃ仕事ができません。
お客さんは観光客でもOK。
とにかく人のながれはかならず把握しておく必要があります。
ブログを書いて収入になるなら、ひとがぜんぜん住んでいない、森の中にでも住んでみたいなんて思ったりしますが。
ま、いまんとこムリですね。
さて話はもどりまして、人口。
ここにわすれがちだけど重要なことがあります。
発表します。
関東に日本の人口の3分の1が住んでいるのです!
その数、なんと4260万人!(2012年)
(ここでいう関東とは、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県を指します)
「バカじゃねぇの」と思ったそこのあなた。
「そんなことも知らなかったのか」とあきれたあなた。
……はい、わたしは最近になってこの事実を理解した愚かものなのです。
もちろん情報として知ってはいました。
が、聞き流していました。
これってすごいことですよ。
広大な領土を有するカナダの人口が3600万人。
関東だけでカナダ以上の人間が住んでいるんです。
ちなみに近畿地方の人口は2276万人(2010年)。
(ここでいう近畿地方とは大阪府、京都府、兵庫県、滋賀県、三重県、奈良県、和歌山県)
関東と近畿地方を合わせると6000万人を超えます。
関東と近畿地方だけで日本の総人口の半分以上が生活しているわけです。
わたしは「裏日本」などと揶揄される地域に住んでおります。
その言葉を聞いてもいまいちピンきませんでした。
生活していくうえで、不便さをあまり感じたことがありませんでしたから。
田舎なことは充分に理解してますし、とくに怒りもありません。
しかし、この人口の偏りを発見して、理解しました。
関東圏や近畿地方に住むにんげんこそが、日本にとってのマジョリティである。
それ以外の地域に住んでるにんげんはマイノリティである。
べつに自分や地方を卑下するつもりでもなく、関東をもちあげたいわけでもありません。
だけども、移住するさい、関東への人口一極集中という事実を、しっかりと頭にいれておく必要があるということです。
自分はマジョリティでいたいのか。
マイノリティでもいいのか。
考えておく必要があります。
ちなみに、わたし自身はマイノリティ上等でございます。
(それでも、この事実を理解したとき、若干愕然としました)